女性に起こりやすい鉄分不足。鉄欠乏性貧血により起こる女性の薄毛とは?

薄毛の疑問

女性は男性と違い生理があります。

それが原因になり鉄分不足に陥りやすい傾向にあります。それによって起こるのは貧血だけでなく薄毛になってしまう可能性もあるんです。

女性が陥りやすい鉄欠乏性貧血と薄毛の関係についてまとめてみました。

鉄欠乏性貧血とは

鉄欠乏性貧血とは、へモグロビンを作るために必要になる鉄分が足りなくなり、へモグロビンが作られない事により起こる貧血のことです。

ヘモグロビンとは、赤血球の成分ですが酸素を体の隅々にまで届ける働きを持っています。

鉄分不足が起こるとヘモグロビンは作られなくなり赤血球の中のヘモグロビン量は減ってしまいます。

鉄欠乏性貧血の症状

鉄欠乏性貧血の症状として代表的なものを以下にまとめました。

症例

・倦怠感
・朝起きれない
・抑うつ状態
・イライラする
・気分が落ち込む
・集中力が落ちる
・冷え性
・顔色が悪くなる
・肌荒れ
・爪が変形する
・髪の毛が抜ける

鉄分が不足することにより、身体の中に酸素を運ぶことが難しくなり、それを補うために心臓や肺が活発に動くことになります。

そのため、動機・息切れ、疲労感、めまい、頭痛などの症状が出ます。

爪が薄くなり、割れやすくなったり、顔は青白く唇の血色が悪く、肌はカサカサに。

精神的にも不安定になり、イライラしたり、気分が沈んだり、抑うつ状態になることがあります。また、髪の毛が抜けやすくなり、女性の薄毛の原因になることもあります。

上記の症状が当てはまるようなら、鉄欠乏性貧血を疑ってもいいかもしれません。

鉄分不足になると薄毛になるメカニズム

鉄分が不足すると髪の毛がパサついたり、薄毛などを引き起こすとされていますが、

なぜ鉄分が不足すると、薄毛になりやすくなってしまうのでしょうか?

髪の毛の成長には毛母細胞が関係します。

この細胞が分裂する事により髪の毛は成長していきます。

この過程で毛根は頭皮に張り巡らされた毛細血管を流れている血液から酸素と栄養を受け取ります。また血液に含まれているへモグビンと呼ばれる赤色色素があります。

このヘモグロビンは酸素を体の隅々にまで運ぶ働きをしています。

ですが、何かしらの原因によって鉄分不足が起きると、ヘモグロビンは作られなくなります。すると段々とヘモグロビンの量は減っていき、ついには貧血状態になってしまいます。

ヘモグロビンが少なくなるという事は頭皮や毛根にも酸素が運ばれなくなる事態が起こります。

これでは毛母細胞の細胞分裂に障害が出てスムーズに進まなくなります。そのため、髪の毛の成長が阻害されて、髪質も悪くなり抜け毛や薄毛を招くようになるのです。

鉄欠乏性貧血になる原因とは?

この症状が起こる理由は複数考えられます。

妊娠や授乳による鉄分不足

鉄分が赤ちゃんにも必要になるので、自分の鉄分摂取量が少なくなるのです。

出血による鉄分不足

女性には辛い生理ですがこの時も血液が流れ出ます。それも過剰になると鉄分が体内に足りなくなります。他には癌や潰瘍などの病気でも消化器官から出血が起こり鉄分不足になります。

単純に鉄分の摂取量が足りない

特に女性の場合にはダイエットに関心が高い事から、食事の量を制限する人が多いです。しかし、必要な栄養素まで抜いてしまい鉄分不足に陥ります。

胃を切除

胃を切除することで、吸収障害が起こり鉄分不足を引き起こします。胃を切除する事によって、胃酸の分泌が不十分になり鉄の吸収がうまくいかない事が原因です。

日頃から貧血気味の方は気をつけて

鉄分不足は様々な弊害をもたらします。そんなときは鉄サプリメントなどで鉄分を補ったり、食事に鉄分の多いレバーやプルーンなどを加えるなど工夫することです。

薄毛に関わる可能性もありますので、気をつけましょう。